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アルメニア - ディリジャン(Dilijan)

「小さなスイス」として知られているディリジャンは、乾燥したアルメニアの国土の中で、緑が多い地方として知られています。ディリジャンは、リゾートとして 、ソ連時代から様々な保養施設が置かれてきました。現在、その地方には中世の貴重な教会建築が数か所残っています。

ハガルツィン修道院 (Haghartsin)

パムバク山脈の森林の中にある修道院です。建物はいずれも11~13世紀の建築で、最も大きなスルブ・アストヴァツァツイン(聖母)教会(1281)、隣のスルブ・グリゴル教会(1071)とその僧院(1248)からなっています。特に僧院は名建築家ミナスの作で、天井部分に十字ヴォールトの技術を巧みに用いているため、内部は外観の割に意外と広い印象を受けます。修道院から1、5kmほど西にそれた辺りにある建物は、バグラト朝のスムバット王とガギク王の霊廟(13世紀)です。そばには同時期の十字架石(ハチュカル)があります。

ゴシャヴァンク修道院 (Goshavank)

山間のゴシュ村にある12~13世紀頃の修道院です。別名ノル・ゲティク修道院です。ゴシャヴァンクとはゴシュの教会という意味で、これは修道院を設立した高名な聖職者ミフタル・ゴシュにちなんでいます。建物は、中央のスルブ・アストヴァツァツィン(聖母)教会(1196)、その正面のガヴィト(回廊)(1197)、一段高い北側のマテナダラン(図書館)、南のスルブ・グリゴル教会(1237)、その隣りの平屋根の啓蒙者グリゴル教会(1237)となっています。 修道院は村の広場の近くの、少し高台になっている土地に建てられています。

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