紀元1世紀にアルメニア王ミトリダテス1世により建てられた太陽神ミトラを祀った神殿で、アザト川上流の見晴らしの良い丘の上にあります。紀元301年アルメニアが世界で初めてキリスト教を国教としたとき国中の全ての神殿が潰されましたが、このガルニ神殿だけは涼しくて美しい場所にあったため、壊されずアルメニア王の夏の離宮として使われることになりました。現在アルメニアに残っている唯一のヘレニズム建築です。現在見られる神殿は、17世紀の地震で倒壊したのち、1970年代に再建されたものです。
5月から10月までの月曜日を除く毎晩、ライトアップも楽しむことができます。また、毎年3月21日には旧正月祭りが行われます。神殿がたってあるアザット谷が自然世界遺産に登録されてあります。是非お越し下さい!